マナー学

弔事のマナー(その1)

通夜、葬儀(告別式)に参列するにあたり"香典"で悩んだことはありませんでしたか?
のし袋は?表書きは?いくら包めばいいの?など...。
今回は、香典について紹介します。

香典

香典
香典は“香を供える”という意味から由来しています。
現在、香典は、通夜、葬儀のいずれかに持参します。

■香典の目安
香典は、故人や喪家との付き合いなどによっても違ってきます。
自分の身内や親戚が亡くなった場合でも喪主以外の人は喪主に対して香典を出すのが基本です。
左記にある金額の目安は、あくまでもご参考まで…。

 

■のし袋
香典を入れるのし袋は、宗教、通夜・葬儀(告別式)・法事の儀式によって違い、のし袋の表書きにも決まりがあります。

【仏式の場合】
お通夜・告別式…「御霊前」「御香典」「御香料」
四十九日後…「御仏前」浄土真宗では、葬儀でも「御仏前」
【神式の場合】
「御玉串料」「御霊前」
【キリスト教の場合】
「御花料」「御霊前」
【無宗教式、または宗派が分からない場合】
「御霊前」

※香典金額が五千円くらいまでは水引きが印刷されているものを使い、一万円以上の場合は水引きが実際にかかっているものを選ぶと良いでしょう。袋だけが立派にならないように注意が必要です。
※新札は前々から準備したと思われることから避ける方が良いです。新札しかない場合は折り曲げてから包むようにしましょう。

御霊前と御仏前の違い

臨終を迎え“霊”となり、四十九日の納骨が終了すると“仏”となります。
そのため、通夜や告別式に持っていくときは「御霊前」、四十九日や一周忌などの場合は「御仏前」ののし袋を使用します。

■表書き
香典を連名で出す場合には、人数によって書き方が変わります。
・三~四人の場合…上位の人の氏名を右側から順に書きます。職場の場合は、職場名・氏名を書きます。
・多人数の場合…代表者の氏名の左側に小さく「他●名」または「外一同」などと記入し、別紙に代表者以外の氏名を連記して金封の中に入れます。別紙に記入する名前の順番については、右側が上位の人になります。

※文字は筆または筆ペンを使用し、色は、涙で墨も薄まるという意味から薄墨を使いましょう。