マナー学

お付き合いのマナー(お見舞い編)

病気や災害見舞いは辛さや不安を少しでも和らげてあげたいという心を形にするものです。
お見舞いには、相手の立場と気持ちを思いやることも大切です。心を込めた言葉も必ず添えましょう。

病気見舞い

○お見舞いの前に
病気見舞いの際に考えなければならないのは、相手の病状や環境です。病状や本人の意向によってはお見舞いを遠慮することも思いやりです。

〈お見舞いの心得〉
・入院早々、手術の直前・直後のお見舞いは避けます。
・家族や病院関係者に病状や体調を聞き、訪ねても良いかどうか判断します。
・病院の面会時間は事前に調べておきます。
・大勢で訪ねたり、小さい子どもを連れていくのはやめましょう。

 

〈お見舞いの品・お見舞い金〉
・気分がまぎれる本やCD
・花は、香りのきついもの、毒性のあるもの、色のけばけばしいもの、鉢植えは避けます。大きな花束や四、九、十三など不吉とされている本数を贈るのもNGです。
・果物やお菓子などの食べ物は食事制限がない場合だけにします。日持ちするか、同室の方などにおすそ分けができるものかもポイントです。
・金額は四と九を避け、友人・知人の場合は三~五千円、兄弟姉妹や親戚の場合は五千~一万円を目安にしましょう。

〈お見舞いの服装〉
・派手な服や黒い服で訪ねるのはNGです。

 

○病院に着いたら
【面会できない場合】
・就寝中や検査中など面会できないときには、家族や付き添いの人にお見舞いの品や手紙を言付け、そのまま帰ります。家族も付き添いの人もいない場合はナースステーションに言付けるとよいでしょう。
【面会できる場合】
・病院の面会時間を守り、相手を疲れさせないよう早めに引き上げます。
・小声で静かに話しましょう。
・病状や病因をしつこく聞いたり、病気の知識をひけらかすのは厳禁です。

災害見舞い

火事や水害など突発的な災害には、お見舞いも臨機応変、迅速が原則です。
・現地の情報を集め、近くの場合はすぐに足を運んで手伝いましょう。
・現地には寝具や衣類、食料、冬なら防寒具などの生活用品をできるだけ持参しましょう。
・遠方の場合やすぐに駆けつけられない場合は、FAXやメール、手紙で見舞い状を出しましょう。
・見舞い金は生活が落ち着いてから。白無地の袋に「御見舞」と表書きし、状況を考えて現金を包みましょう。

陣中見舞い

催しの準備会場、試合会場、合宿所などへの励まし、応援などが陣中見舞いにあたります。
・贈り物としては、飲み物や食料品、花束など
・表書きは、「祈御健闘」「祈必勝」「陣中御見舞」などとします。