会誌『SOYOU』の刊行

会誌モニターや会員などから「なぜ会誌は刊行されているの?」「会誌は一人一冊いるの?」という質問を受けることがあります。今回は、会誌刊行の目的などについて紹介します。

 

会誌刊行の目的
「陸上自衛隊の陸曹等の地位・役割の向上、団結心・連帯感の高揚」のため、会員相互の切磋琢磨ま、団結心の高揚、徳操の涵養、品性の陶冶等の効果を期待し、会活動への積極的な参画意識の高揚を図る。そして、その実を挙げるため会員が自ら創り育て、お互いの情報交換の場として活用するもの。

Q 会誌の果たす役割はどのようなことですか。
A 会誌は、会員が相互に情報交換できる共通的な精神基盤となるメディア(仲介役)として刊行されています。全国各地で勤務する陸曹の個人投稿や、各駐(分)屯地曹友会の活動状況を掲載することで、他方面隊における陸曹(曹友会)の活動状況を知ることができます。会誌を通じて陸曹相互に情報を交換し合い、隊務における任務意識をより高揚させるとともに、各駐屯地などにおいて曹友会活動の活性化および相互の連帯感を助長することによって、陸上自衛隊全体の魅力化を図っています。

Q 会誌はなぜ会員に一冊配布されるのですか。
A 会誌は、書店で販売されている週刊誌などのように読者を限定しないものとは異なり、曹友会に入会した会員に機関誌として配布されるものです。機関誌を配布するためには、法人税法施行令の制約があります。それは、「特定の資格を有する者(自衛官)を会員とする法人(曹友連合会は任意団体だが準用)が会報その他これに準ずる出版物(会員だけに必要とされる特殊な記事および会員だけに価値が認められる内容)を主として会員に配布すること」というものです。
上記の目的や会誌の役割を果たすためには、会員全員の参画が必要となるのではないでしょうか。

【編集基本方針】
会員と会員家族の感想などの発言や才能の発表の場として広く活用することにより、会員の団結心および連帯感の一層の高揚を図り、それぞれの地位・役割をより一層向上させるとともに親睦・融和の助長に資する。

会誌『SOYOU』の刊行(2022年9月号vol.402掲載)